「このまま一人でいいのかな」
… 46歳まで独身だった夫が、結婚したくなった理由
🤔「一人が気楽で、正直そんなに困っていない。でもふとした瞬間に、このままでいいのかなと思う」
😟「結婚したい気持ちはあるけれど、一人の楽しみを手放すのが怖い」
🥺「今さら結婚したいなんて、もう遅いのかな」
婚活のご相談に乗っていると、こんな声を聞きます。
こんにちは、大阪で結婚相談所をしている田川です。
1度目の恋愛結婚からの結婚生活で13年苦労して、離婚後、結婚相談所での再婚活をして半年で成婚しました。
今日は46歳まで独身だった私の夫が「結婚したくなった理由」の話をします。
「このまま一人でいいのかな」と、ふと思ったことがある方に読んでほしい話です。
46歳まで「独身貴族」だった夫
私の夫は、46歳まで独身貴族でした。
「過去に結婚を考えたことはないの?」と聞いてみたら、何回か考えたことはあったそうです。
お相手もいました。でも当時は自分の職業の夢を追いかけていて収入も少なく、「自分が結婚だなんて、する資格がない」と思っていたと話していました。
ところが結婚した今、夫はこう振り返っています。
「あの時考えていたのは言い訳で、自分は単に、結婚よりも夢の職業でキャリアアップすることを選んだんだな」
動けなくなった夜の「ほふく前進」
そんな夫に、結婚したいと思ったきっかけを聞いたことがあります。
ある日、趣味のトライアスロンの練習で張り切りすぎて、翌日、足が筋肉痛でまったく動かなくなったそうです。
一人暮らしの部屋でベッドからトイレに行くだけでもほふく前進…。30分ほどかけて、冷や汗をかきながら移動したと言っていました。
そのとき夫は、こう思ったそうです。
俺はこのまま独身でいたら、たった一人でこんな状況を繰り返していくのか。
誰かがそばにいて、こんなしょうもない状況を笑ってくれさえもしない人生なのか。
大きな病気でも事故でもなく、筋肉痛です。
でも「しょうもない状況を一緒に笑ってくれる人がいない」という気づきが、夫の心を動かしました。
「自分のためだけに生きるのは、もう飽きた」
夫は20代30代と、夢の職業に就くことに一点突破で努力してきた人です。
でも夢破れてその職業に就くことが難しいと思ったとき、「もう自分自身のためだけに生きるのは飽きた」と思ったそうです。
これからは自分一人のためではなく、誰か他の人のために生きることをしてみたい、と。
この「自分のためだけに生きることに飽きる」という感覚は、私が成婚者の方にお話を聞く中でもよく聞くフレーズです。
また夫は当時「親が生きている間は死ねないから、死なないでおく。親を見送ったら、あとは自分の人生はもう終わってもいい」というくらいの気持ちだったとも話していました。
親がいつか自分の人生からいなくなる存在なんだと実感するのは、親が弱っていく年齢…つまり自分が40代50代になった頃です。
逆に言うと、親がそばにいる安心感をずっと感じていられる間は、結婚を真剣に考えるきっかけがないまま時間が過ぎてしまうことも多いと思います。
一人の楽しさは、本物です
誤解しないでほしいのですが、私は「おひとりさまで幸せ」という人を否定していません。
私自身、友達とワイワイするのがあまり好きではなく、一人でのんびり過ごすのが大好きな人間でした。
アニメも映画もインターネットも大好きで、ゲームも大好き。どれも一人で楽しめるものです。
それでも、結婚して得たものはすごく多かったです。
誰かのためにご飯を作って「おいしい」と言われるメニューを考える。その作業にやりがいを感じられるようになりました。
夫や子どものために何かしてあげたい、その笑顔が見たいと思う。
その笑顔が見られたら私も幸せ…相手の幸せが自分の幸せだと感じられるようになって、人間味が広がったと感じています。
30代までは、おひとりさまの良さを本当に感じて、楽しくのんびり過ごせると思います。
でも40代に入ると、その暮らしももう20年30年です。だんだん飽きが出はじめます。
趣味を一緒に楽しんでいた仲間も次々と結婚して子どもを育て、孫の話をする人まで出てきて、それぞれ新しい人生の楽しみ方を見つけていきます。
それでも本当に幸せなら、それでいいと思うのです。
でも「ちょっともやっとするな」「本当にこのままでいいのかな」と思っているなら、一度くらいは結婚を目指して、自分を見つめ直す活動をしてみてほしいんです。
「結婚したら自由がなくなる」と怖いときは
「結婚したら自由がなくなるんじゃないか」「一人で楽しんでいるものが楽しめなくなるんじゃないか」と、結婚を過度に恐れる方もいます。
でもそれは、二人で理解し合えばいいことなんです。
「月に一回はホテルに一人で泊まって、おひとりさま時間を楽しみたい」とお相手に相談してみればいいのです。
家事が苦手で自信がないなら「実は私は料理があまり得意じゃないから、スーパーでお惣菜を買うことが多くなると思う」と相談してみればいいのです。
自分の内面を言語化して、相手に「お願い」として相談する。
このやり方を想像もできていないまま、結婚を過度に恐れている方が多いと思います。
「寂しい」に気づいたのは、結婚してからでした
夫は、婚活で交際していた時期や、結婚し、私と一緒に暮らし始めた時期は、「一人でいると寂しい」という気持ちがあまりないように見えました。
だから「今後仕事で単身赴任になる」ということもさらっと言いますし、「その後は海外に行きたいと思っている」ということもさらっと言ってきました。
私はやりたいことをやっている人生が良いと思うので「良いですね」と言っていました。
夫が自分の「寂しい」に気づきはじめたのは、同居して1年後。本当に単身赴任が決まって引っ越し、また一人暮らしをはじめた時だと思います。
電話で「やっぱり誰もいない家に仕事の後帰るのは、寂しいね」と言っていました。
一緒に住んでいた頃は私の子どもと同じ部屋で過ごすことが多かったので、「子どもがいたらいたでうるさいなと思うこともあるけど、いなかったらいないで、なんだか寂しいな」とも言うようになりました。
これは、そばに家族がいる状況が夫にとっての「当たり前」になった証だと思います。
当たり前の日常こそが「寂しくない」を作っていたと、離れてみて初めて分かったんです。
結婚は、新しい「チーム」を作る作業です
結婚は、今までの家族ではなく、まったくの他人と新しい家族というチームを作る作業です。
生まれ育った「当たり前のチーム」から、新しいチームを自分たちで作って、それを新しい当たり前にしていく。
そして当たり前のことに感謝できる、そんな自分になっていく過程だと私は思います。
新しいステージに上がることは、勇気が要ります。
今までの楽しいことだけで人生を構成していれば、100%楽しいでしょう。
でも自分も歳をとり、求められることが変わります。周りも歳をとり、去っていく人たちもいます。
そのときに、自分はどうありたいか。
それを一度、真剣に考えてみてほしいのです。
まとめ:「このまま一人でいいのかな」は、大事なサインです
- 夫が結婚したくなったきっかけは、筋肉痛で動けなくなった夜の「ほふく前進」
- 「自分のためだけに生きるのは飽きた」という気持ちは、歳を重ねてから強くなる
- 一人の楽しさは本物。でも「もやっとする」なら、一度自分を見つめ直してみる
- 結婚後の自由は、内面を言語化して「お願い」として相談すれば守り合える
- 結婚は、まったくの他人と新しい家族というチームを作る作業
「このまま一人でいいのかな」というもやっとは、見て見ぬふりをしなくていい大事なサインだと思います。
だからこそ同じもやっとを抱えている方には、一度立ち止まって「自分はどうありたいか」を考える時間を持ってみてほしいです😊
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