アプリで結婚できる人は「ほんの一握り」。
再現性で選ぶ婚活のはなし
大阪で結婚相談所をやってて、オフ会で必ず聞かれる質問があるんですよね。
🤨「婚活って、やっぱりアプリからですよね?」
男性からも女性からも、ホントによく聞かれます。
結婚相談所の世界にどっぷり関わってきた身としては、ハッとさせられる質問。「あ、世間一般の感覚では、まずアプリなんだな」と。
そして毎回、申し訳なさそうにこう答えるんです。
「すみません、アプリはおすすめしません」と。
今日はその理由を、できるだけ冷静に、数字と構造の話としてお話ししますね。
「アプリで結婚しました」の後ろには、数百人の "うまくいかなかった" がある
もちろん、アプリで出会って結婚して幸せに暮らしてる方もたくさんいます。それは事実。
でも、よく考えてみてください。
その「アプリで結婚できた一人」の後ろには、何があったでしょうか。
- 何百回押した「いいね」
- マッチしなかった何百人の顔
- マッチしてもメッセージが続かなかった人
- 会ったけれど合わなかった人
- 付き合って別れた人
つまり、アプリで結婚できる人は、大量の「うまくいかなかった経験」の積み重ねの上に成り立ってる、ほんの一握りなんですよね。
たとえるなら、オリンピック選手やプロ野球選手のような世界。「アプリで結婚できますか?」と聞かれて、「できなくはないです」とは言える。けど、少年に「プロ野球選手になれますかね?」と聞かれて「なれなくはないよ」と答えるのと、ほぼ同じなんですよ。
大人の婚活は「再現性」で選ぶべき理由
子どもや若者なら、夢を追いかけて何年か挑戦する余裕があります。
でも、すでに大人になって婚活してる自分たちには、そんなに時間の余裕がないんですよね。
そんな大人がアプリ一本で勝負するのは、言ってみれば運任せの一発勝負。
そうじゃなくて、「同じやり方をすれば、同じくらいの確率で結果が出る」という"再現性のある方法"を選ぶべきだと思うんです。
そして、再現性という観点で結婚相談所を見ると、評価が大きく変わってきます。
アプリと結婚相談所、構造の違いを表で比べてみる
| マッチングアプリ | 結婚相談所 | |
|---|---|---|
| 出会いの数 | 圧倒的に多い | 少なめ(厳選される) |
| 本気度 | 遊び・暇つぶしも混在 | 結婚目的のみ |
| 身元の確認 | ほぼなし(自己申告) | 独身証明書・収入証明など公的書類で担保 |
| サポート | なし(自分一人で全部) | 仲人が伴走 |
| 関係構築 | 体の関係から入りがち | 人間性から入る |
| 費用 | 月数千円〜 | 活動全体で数十万円 |
| 再現性 | 運に左右される | プロセスが体系化されている |
費用以外のすべての項目で、「結婚を目的とした大人の選択」としては結婚相談所が理にかなってるんですよね。
そして費用も、別記事「結婚相談所は高い?70万円が「離婚を防ぐ最強の投資」である理由」でお話ししてる通り、リスクヘッジの観点では決して高くないんです。
私自身が、アプリ婚活を「やめた」理由
実は自分も、再婚活のときに一瞬だけマッチングアプリを試したことがあるんです。
写真を載せて、プロフィールを書いて、メッセージのやり取りをして、会う約束まで進めました。
でも、会う直前にふと冷静になったんですよね。
- 🤔 この人、本当に独身なの?
- 🤔 本当に結婚を考えているの?
- 🤔 詐欺やネットワークビジネス目的じゃない?
- 🤔 収入や貯金額の自己申告は本当?
私には子どもがいます。何かトラブルがあったら、自分一人の問題では済まないんですよね。
😨「もし今会いに行って、最悪刺されでもしたら、子どもにも親にも元夫にも、本当に申し訳が立たない」
そう思った瞬間、約束をやめました。
同じトラブルでも、結婚相談所で身元のはっきりした方と活動した上でのことなら、まだ自分に対して「最良の選択をしたうえでのこと」と納得できる。けど、素性の分からない方とアプリだけで会うのは、自分への責任の取り方として違うなと、その時に思ったんです。
「セックス先行型」の出会いに潜むリスク
もうひとつ、結婚相手探しでアプリをおすすめしない大きな理由があるんです。
アプリは構造的に、体の関係から入ってしまいやすいということ。
もちろんプラトニックを推奨したいわけじゃないです。
ただ、結婚という一生の選択をする相手を、その人の人生・考え方・大切にしているもの、といった「本質」を見る前に、体の関係から判断してしまうと、判断を大きく誤っちゃうんですよね。
そして体の関係から入った場合、変な執着が生まれて、関係が終わったあとにストーカー化につながるリスクもある。これは婚活相談を受けていて、本当によく耳にする話なんです。
結婚相談所は、こうした出会いの順番を最初から整えてくれる仕組みでもあるんですよね。
大事なのは「優先順位」を自分で決めること
もちろん、人それぞれ婚活に求めるものは違います。
恋愛のドキドキを最優先にしたい方には、アプリの方が向いてるかもしれません。
一方で、こんな結婚を望んでいる方には、私は迷わず結婚相談所をおすすめします。
- 信頼関係をしっかり構築したい
- 味方同士、チームとして二人で生きていきたい
- 安心安全な環境で関係を深めたい
- 毎日をほっこりした温かさで過ごしたい
- ぶつかった時にも対話で乗り越えていける関係を築きたい
料金や入会のハードルはたしかにあります。けど、それと引き換えに「再現性のある幸せな結婚への近道」が手に入るとしたら、そのコストは決して高くないんじゃないかなと思うんです。
まとめ:泥沼で釣るか、澄んだ水で釣るか
少し乱暴な比喩で恐縮なんですが、アプリ婚活と結婚相談所の違いを、こう例えてるんです。
何が泳いでいるか見えない中で、運よく良い魚(人)が引っかかってくれることを祈る。
そしてそれを「どう釣り上げるか」を仲人が伴走してくれる。
大人になってからの婚活は、「運任せ」をやめて「再現性」で選ぶ。
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