信頼結婚相談室 田川洋子の仲人型結婚相談所
婚活マインド

「お見合いで会話が続かない」原因と、
"傾聴"のはじめの一歩

「お見合いで会話が続かない」原因と、傾聴のはじめの一歩

🤔「お相手の話を聞いていても、なんだか頭に入ってこない」
😟「次に何を質問していいか分からない」
😔「正直、好きでもない相手にどうしても興味が持てない」

婚活のご相談に乗っていると、こんな悩みを本当によく聞きます。
そしてこう続く方もいます。

🥺「私、人として冷たいんでしょうか…」

大丈夫、冷たくないです。
原因は「相手」でも「あなたの性格」でもない。

大阪で結婚相談所をしている田川です。
自分は1度目の恋愛結婚からの結婚生活で13年間苦労して、離婚後、再婚活半年で再婚しました。その経験から「信頼結婚メソッド」という婚活方法を発信しています。

今日は、お見合いで会話が続かない・人に興味が持てないと感じるときの本当の正体と、そこから抜け出すための「自分との対話」の話をします。
読み終わるころには、何を最初の一歩にすればいいかが見えてくるはずです。

「人に興味が持てない」の本当の正体

「人に興味が持てない」と感じている方の多くは、実は「自分自身に興味がない/自分のことを言葉にできていない」状態にあるんです。

ちょっと不思議に聞こえるかもしれませんが、人が誰かの話に共感できる仕組みを考えると、わかりやすいかなと思います。

誰かの話を聞いて「ああ、それわかる!」と感じる瞬間、自分は無意識に「自分の中の体験・感情のデータ」と相手の言葉を照らし合わせているんですよね。

こうした"照合"がパッと起こるからこそ、共感が生まれて、自然と次の質問が出てきて、会話が深まっていくんです。

ところが、自分の中にある体験や感情が言葉になっていないと、この照合がうまく動かないんですよね。

イメージ 自分の中のデータベースが、検索可能な状態になっていない。
引き出しはたくさん持っているのに、ラベルが貼られていなくて、何が入っているか自分でも分からない状態です。

結果として、相手の話を聞いてもフックがかからないため感情が全く動かず、「興味が持てない」「次に何を聞けばいいか分からない」という感覚に陥ってしまうんですよね。

つまり、最初にやるべきなのは「相手にもっと興味を持とう」と頑張ることじゃなくて、自分の引き出しに、ラベルを貼っていく作業なんです。

相手の話を聞いていても上の空、心がそこにない女性

解決のはじめの一歩にオススメ「吐き出しジャーナリング」

自分の中のデータベースを言葉にしていくのに、いちばんシンプルで効果のある方法が「ジャーナリング」なんです。

難しそうな名前ですが、やることは単純。
その日に起きたことや、その時感じた気持ちを、ノートにありのままに書き殴る。それだけ。
今日起きた楽しかった事でもいいですが、特に有効なのがネガティブな事があった時です。

はじめのステップ:とにかく書き出す

夜に5〜10分でいいので、その日の出来事と「その時どう感じたか/なぜそう感じたか」を、思いついた順に書いていきます。

最初のうちは、自分以外誰も読まないのに無意識に格好をつけてしまったり、本心と違う綺麗な言葉を飾って書いてしまうことも多いんですよね。それでも大丈夫。
続けているうちに、少しずつ「本当はムカついた」「本当は寂しかった」「本当は妬ましかった」みたいな、自分の中の本音や情けない部分も書けるようになっていきます。

誤字脱字も気にしない。きれいな文章にしようとしない。
「手を止めずにどんどん書く」ことが大事なんです。

慣れてきたら:ポジティブの視点を足す

ドロドロした気持ちまで書き出せるようになってきたら、次の段階として「もしかしたら、こうとも言えるかも」というポジティブな解釈を一行だけ書き加えてみます。

たとえばこんな感じ。

ただし、最初から無理にポジティブに変換しようとしないでくださいね。
まずは自分の感情を直視して、言葉にすることに集中する。それで十分なんです。

この手法は心理学の世界では「エクスプレッシブ・ライティング(筆記開示)」と呼ばれていて、1980年代にジェームズ・ペネベーカー博士が提唱したものです。研究によると、感情や思考を包み隠さず書き出すことで、不安や恐怖を司る「扁桃体」の反応が穏やかになり、頭の中のもやもやも整理されやすくなることが分かっているんです。

科学的な裏づけのある方法でもあるんですね。

「聞く」ことは、最初から愛を与える行為

もう一つ伝えておきたいことがあるんです。
それは、「相手の話をよく聞く」というのは、"愛する"行為だということ。

人は誰しも「自分の話を聞いてほしい」と願っています。
その自分の話したい欲求をぐっと堪えて、相手の話に耳を傾けるというのは、相手に愛を渡す「ギブ」そのものなんですよね。

ただ、ここに落とし穴があります。

自分自身が満たされていない・余裕がない状態のまま、無理に相手の話を聞こうとすると、心の奥でこんな声が出てきちゃうんです。

😤「私はこれだけ聞いてあげたんだから、あなたも私の話をちゃんと聞いてくれるはずだよね?」

この瞬間、見かけは「ギバー(与える人)」のようでも、本質は見返りを求めるテイカー(奪う人)に変わってしまうんですよね。
そして、相手はその気配を敏感に感じ取って、距離を取るようになるんです。

だからこそ、まず最初にやるのは「自分で自分の話を聞いてあげる」こと。
ジャーナリングは、まさにそのための時間なんです。

自分の良き理解者が自分自身になれた時、はじめて他者にも余裕を持って関心を向けられるようになります。
自己理解(メタ認知)が深まることで、他者の感情も想像しやすくなる。これは順番の話で、近道はないんですよね。

正直に言うと、私も昔は人嫌いでした

偉そうにここまで書きましたが、私もほんの数年前までは「周りは全員、敵」くらいに思って生きてたんですよね。

「私に触れるな」「一人にさせてくれ」と本気で思っていて、ネットオタクな当時の口癖は「私はパソコンと結婚する」
一人でネットやゲームをしているのが、何より楽しい時間でした。

そういう人間だったから、人と心を通わせる、というのが感覚として分からない。
1度目の結婚も、自分が「楽しいかどうか/楽かどうか」だけで決めてたので、いざ結婚生活でぶつかった時に乗り越える術がなかったんです。
結局13年で離婚することになりました。

私に変わるきっかけをくれたのは、コロナでした。
カウンセラーの先生がオンラインで気軽にセッションをしてくれるようになって、それまで遠かった心理学の世界と急に距離が縮んだんです。
当時はママ友や夫との関係でしんどさを抱えていて、「学びたい」という気持ちが強かったので、藁にもすがる思いで学び始めました。

そこから少しずつ、学んだことを試しながら、自分の感情と向き合えるようになっていきました。

そうしていくうちに、不思議なことが起こったんです。
自分が分かっていくにつれて、人にも興味が湧くようになった

今は、びっくりするほど人が大好き。
オフ会で初対面の方とお話しするのも、相談に来てくれた方の人生をうかがうのも、毎回ワクワクしてます。あの頃の自分からすると、別人みたいな変わり方なんですよね。

だから、もし今「人に興味が持てない」と感じている方がいても、全然絶望することじゃないと思うんです。
変りたいという意欲を持って、学んで行動する事が大事。
ジャーナリングで順番に自分の気持ちにラベルを貼っていけば、きっと景色が変わって見える瞬間が来ると思います。

婚活で活かす「傾聴」のはじめの一歩

自分との対話で土台ができてきたら、お見合いや交際の場で意識してほしいことが3つ。

このやり方を体感的に身につけたい方は、月1のオフ会や講座でペアで深掘り会話のワークをやっていますので、ぜひ参加してみてください。
はじめての方でも15分ほどやってみると、「こんなに自分の話をじっくり聞いてもらったの久しぶりです」「相手の話を聞くのって、こんなに楽しいんですね」という声が毎回出るんです。

その感覚こそが、信頼関係の入り口なんですよね。

真剣に聞き入る女性と、心を開く男性

まとめ:相手より先に、自分の声を聞く

長くなったので最後にぎゅっとまとめ。

婚活で焦ってるとつい「相性のいい相手を見つけよう」「もっと相手に興味を持たないと」と外側に意識が向きがち。
でも本当の近道は、いつだって自分の内側を整えることからなんですよね。

今日からノートを1冊、用意してみませんか。
5分だけでいいので、寝る前に今日感じたことを書き殴ってみる。
それが、ふたりの未来につながる、確かな第一歩になります🕊️

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