「婚活の一歩が踏み出せない」
… 調べるほど動けなくなる理由
🤔「婚活を始めたほうがいいのは分かっているけど、あと一歩が出ない」
😔「今そこそこ楽しいし、わざわざリスクを取る意味あるのかな」
🥺「動いて何も得られなかったらと思うと、こわい」
婚活のご相談に乗っていると、こんな声を本当によく聞きます。
こんにちは、大阪で結婚相談所をしている田川です。
1度目の恋愛結婚からの結婚生活で13年苦労して、離婚後、結婚相談所での再婚活をして半年で成婚しました。
まず、こんな毎日を想像してみてください
仕事で嫌なことがあった日に、玄関を開けたら「おかえり」と言ってくれる人がいます。
うれしいことがあった日は、一番に報告したくなる相手がいます。
体調を崩して動けない夜に、一人で天井を見ていなくていいんです。
週末に何を食べようかと二人で相談して、しょうもないことで笑って、また来週ねと眠る。
そんな毎日が、この先ずっと続いていきます。
これは特別な人だけが手に入れる未来ではありません。
私自身も、40代で子どもを2人抱えた状態から手に入れました。
それなのに、なぜ一歩が出ないのか
婚活が始められないとき、多くの方はこんなふうに考えます。
「私は勇気がないんだ」「まだ情報が足りないんだ」「今はタイミングじゃないんだ」
でも、私がご相談を受けていて感じるのは、その逆なんですよね。
止まっている方ほど、びっくりするくらいよく調べています。相談所の料金も成婚率も、実際に活動した人の体験談まで、本当に細かく読み込んでいます。
ここが、ちょっと厳しい話になります。
その「ちゃんと調べてから決めよう」という姿勢が、そのまま動けない理由になっているんです。
調べれば調べるほど、いい話も悪い話も出てきます。
そうすると「もう少し情報を集めてから」となって、また半年が過ぎます。
その半年で変わったのは、年齢だけなんですよね。
婚活は、年齢が上がるほど選択肢が減っていく活動です。
迷っている時間そのものが、静かに未来を削っていきます。
あまり書きたくないのですが、正直にお伝えします。
調べるだけの時間を続けていると、こういうことが少しずつ進みます。
- 年齢の条件で検索されるので、1年迷うたびにお見合いの申し受けが減っていきます
- 同世代の友人は結婚や子育てで忙しくなり、休みの日に気軽に誘える相手がいなくなります
- お子さんを望むなら、その選択肢は年齢とともに静かに閉じていきます
- 親が元気なうちに新しい家族を紹介できる時間も、少しずつ短くなります
- 一人の暮らしに慣れるほど、変わることそのものが怖くなっていきます
いちばんこたえるのは、体調を崩した夜だと思います。
熱が出ても、ゼリー飲料を買ってきてと頼める人がいません。冷蔵庫が空でも、誰も気づいてくれません。
そういう夜をいくつか越えたころに「このまま一人なのかな」という気持ちが、ふっと出てきます。
私自身も、もっと早く動いていればという気持ちはあります。
30代で再婚活をしていたら、今の夫との子どもを持つ選択肢もあったかもしれません。そこは今でも、少し残念に思っています。
脅かしたいわけではないんです。
ただ、迷って止まっている間にも、こういうことは静かに進んでいきます。
原因は、あなたの弱さではありません
ここで、あなたを責めたいわけではないんです。
むしろ原因は、あなたの外側にあります。
私は昔、ネットショップで働いていました。アマゾンがまだ本しか売っていなかった頃です。
そこで学んだのは、物があふれた社会では「欲しいと思ってもらう」ところから始めないと買ってもらえない、ということでした。
だから写真の撮り方をものすごく工夫します。ハンガーにかけて撮るのか、平らに敷いてクッションを挟んで生地のふわっとした感じを出すのか。光の当て方もキャッチコピーもサイズ表記も全部そうです。
この服を買ったらデートに着ていけますよ、アクセサリーを外せばオフィスにも着ていけますよ、と。そこまでありありと見せて、やっと手に取ってもらえるんですよね。
つまり私は、見せる側にいた人間なんです。
あれから20年以上が経って、今ではもうそれが当たり前になりました。
レビューを何度も見漁って、動画で確認して、それでようやくポチッと買います。(昔はとりあえず飛び込んでいました)
この先どう幸せになれるのかを先に見せてもらうことに、社会全体が20年かけて私たちを慣れさせてきました。
だから結婚にも、つい同じことを求めてしまいます。「結婚したら、私は幸せになれますか?」と。
私はこれを、保証マインドと呼んでいます。
保証を探してしまうのは、あなたの弱さではなく、時代のクセなんですよね。
包丁を買うとき、「これで自炊できますか?」とは聞かないですよね
では、どうすればいいのか。
ここで、包丁を買うときのことをちょっと想像してみてください。
包丁そのものが欲しい人は、いないと思うんです。
自炊ができる暮らしがいいなと思って、そのために買いますよね。
自分で作ったごはんを食べて健康でいられる毎日に、ちょっと憧れますよね。
いいなあ、やってみようかなと思うから買うわけです。
このとき、こんなふうに聞く人はいませんよね。
この包丁を買ったら、私は自炊ができるようになりますか?
自炊したところで健康になれるとも限らないですよね。そこは保証してくれるんですか?
そんな包丁の買い方は、なんだかおかしいですよね。
包丁は「なんかいいな」で買うものです。健康な暮らしなんて誰も約束してくれません。それでも自分がそうありたいから、まず道具を手に入れるんですよね。
結婚も、そんなものだと私は思うんです。
幸せになれる保証を探すのをやめて、「自分はどうありたいか」から始めることです。
私が43歳で離婚したときも、保証は何ひとつありませんでした。
障害のある子どもが2人いて、年齢的にもう子どもは望めません。私を求めてくれる人がいるかどうかなんて、当時は誰にも分かりませんでした。
それでも動いたのは、死ぬときに「あの時やってみればよかった」と思うのが、どうしても嫌だったからです。
ここが決まると、婚活のスピードが変わります
「どうありたいか」が自分の中にあると、判断の基準が外側から内側に移ります。
そうすると、お見合いのお申し込みで何日も悩まなくなります。
お相手と会うたびに「私はこういう時間を大事にしたかったんだな」と自分のことが分かっていきます。
うまくいかなかったお見合いさえ、次に生きる材料になります。
迷って止まっていた方が、月に何人もの方とお会いできるようになるんです。
ところが、ここでつまずく方が多いんです
「では、あなたはどうありたいですか?」
そうお聞きすると、ほとんどの方が黙ってしまいます。
不思議なもので、条件のほうはすらすら出てくるんです。
年収はこれくらい、身長はこれくらい、お休みは土日が合う人がいい、と。
でも「あなたは、どんな自分でいたいですか」と聞かれると、答えが出てきません。
ここが埋まらないまま活動を始めると、結局また条件表を見比べることになって、同じ場所に戻ってきてしまいます。
そのまま進むと、婚活はだんだん作業になります。
条件が近い人と会って、減点がなければ次に進んで、話が弾まなければ終わりにする。その繰り返しで、会うこと自体がしんどくなっていきます。
もっとつらいのは、そのまま結婚まで進んでしまった場合です。
減点はなかったけれど信頼を築く時間は持てなかった二人が、暮らしはじめてから「こんなはずじゃなかった」と気づきます。
私の1度目の結婚生活も、そこから13年かかりました。
これも、あなたのせいではありません
婚活の世界は、条件で絞り込むことを前提に作られています。
プロフィールも検索も、年齢や年収や住所で並べ替えられるようになっていますよね。
毎日その画面を見ていたら、考え方が条件寄りになるのは当たり前です。
誰も「まず、あなたはどうありたいですか」とは聞いてくれませんでしたよね。
だからここは、練習していないだけなんです。
3分だけ、試してみてください
紙でもスマホのメモでもかまいません。
「私はどうありたいか」を3つ、書き出してみてください。
コツは、相手に求める条件ではなく、自分の状態で書くことです。
- 困ったときに、一人で抱えない私でいたい
- おかえりと言い合える家に帰りたい
- 相手の好きなものを、一緒に面白がれる人でいたい
3つ書けたなら、それがもう出発点です。
ここに保証はひとつも書いていませんよね。それでも、進む方向はもう決まっています。
その先で待っているのは、我慢ではなく喜びです
ここまで進んだ方が最後にたどり着くのが、いちばん幸せな景色です。
相手が幸せそうにしていると、自分もうれしくなります。
だとしたら相手のために何かをすることは、自分の幸せのためにやっていることですよね。我慢でも忍耐でもなく、喜びに変わります。
そして主語が「私」から「私たち」に変わっていきます。
「でも、結婚したら我慢が増えますよね?」
そう思いましたよね。
実際「結婚したら自由がなくなる」「妥協しないといけない」という声は、本当によく聞きます。
これも無理はないんです。
私たちが子どもの頃に見てきた夫婦は、我慢して家庭を保つ形が多かったですよね。我慢しない夫婦の暮らしを、そもそも見たことがないんです。
私自身も1度目の結婚では、ずっとそう思っていました。
この思い込みを抱えたまま結婚すると、「私はこんなに我慢しているのに」「俺は俺の役割をやってるんだから」という衝突が始まります。
お互いに我慢しているのに、お互いに報われません。そして、その状態は放っておいても勝手には変わらないんですよね。
ここを学べるのが、婚活のいちばんのチャンスだと私は思っています。
お見合いから交際までの時間は、相手の話を深く聞いて、自分の気持ちを言葉にする練習の連続です。
その練習をした人が、結婚した後も話し合える二人になっていきます。
まとめ:保証はないけれど、決めることはできます
- 動けないのは勇気や情報が足りないからではなく、「幸せになれる保証」を探しているから
- 保証を探してしまうのは弱さではなく、社会が20年かけて作った時代のクセ
- 包丁を買うときに保証は求めない。「そうありたい」から手に入れる
- 条件は言えるのに「どうありたいか」が言えないのは、練習していないだけ
- その練習をした人が、結婚した後も話し合える二人になっていく
結婚に、幸せになれる保証はありません。
でも「私はこうありたい」と決めることは、今日からできます。
さっき書き出した3つを、ぜひ手元に残しておいてください。
保証を待っている時間より、そのメモのほうが、ずっと遠くまで連れて行ってくれると思いますよ😊
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