自分を知る
「何から始めればいいか、わからない」
😟「婚活を始めたいけど、何からすればいいのか分からなくて…」
🤔「結婚相談所にアプリに婚活パーティー…どれがいいんでしょうか」
婚活の入り口で、ほとんどの方がここで迷います。世の中には、マッチングアプリ、婚活パーティー、知人の紹介、結婚相談所と、いろんな方法があります。それぞれに特徴があって、向き不向きもあります。
でも、どの手段を選ぶかは、最初に決めることではないんです。手段選びの前に、やってほしいことがあります。
焦って「数」と「手段」に飛びつかないでください
婚活を始めようとすると、つい「とにかくたくさんの人に会わなきゃ」「早く手段を決めて動かなきゃ」と焦ってしまいます。出会いの数を増やせば、それだけ結婚に近づく気がしますよね。
でも、ここに落とし穴があります。数をこなそうとするほど、一人ひとりと向き合う時間は薄くなって、「たくさん会ったけど、よくわからなかった」の繰り返しになりやすいんです。そして効率よく多くの人を見ようとするほど、第1部でお伝えした「選ぼう」とする目線にも入りやすくなります。
大事なのは、会った人数ではありません。出会えた一人ひとりと、どれだけ丁寧に向き合えるかです。そのための土台作りが、この章でやる「自分を知る」なんです。
最初の一歩は「今のマイナス」を言葉にすることです
具体的には、まず「私は今、何のマイナスを感じているんだろう」を言葉にしてみます。
ふとした夜に寂しくなるのか。将来のお金や健康が不安なのか。日々の嬉しいことを分かち合える人がいないのが物足りないのか。同じ「結婚したい」でも、その中身は人によってまったく違います。
ここが言葉になっていないまま婚活を始めると、プロフィールの条件だけを頼りに探すことになって、会っても会っても「なんか違う」が続いてしまいます。反対に、自分のマイナスの正体がわかっていると、婚活で目指す場所がはっきりします。
頭の中だけで考えず、紙に書き出すのがおすすめです。もやもやした気持ちをそのまま書き出してみると、自分が本当に求めているものが、だんだん見えてきます。
「どんな暮らしを、一緒に作りたいか」まで降ろします
もうひとつ、やってみてほしいことがあります。「どんな人がいいか」ではなく、「どんな暮らしを一緒に作りたいか」を言葉にすることです。
たとえば「優しい人がいい」と思ったら、どんな場面で優しさを感じたいのかまで降りてみます。体調が悪いときに、そっと休ませてくれることなのか。忙しいときに、家のことを一緒に考えてくれることなのか。「安定している人がいい」なら、収入なのか、感情なのか、生活リズムなのか。
ここまで言葉にすると、お相手を条件で比べる目線から、「この人と、どんな毎日を作れそうかな」という「私たち」の目線に変わっていきます。
私は1度目の結婚のとき、「楽しいかどうか」「楽かどうか」を大きな判断基準にしていました。でも結婚生活は、楽しい日だけではないんですよね。体調の悪い日も、子どものことで悩む日も、お金や仕事のことを考えないといけない日もあります。だからこそ、「どんな毎日を一緒に作りたいか」から考えることに意味があるんです。
価値観は、5つのカテゴリで棚卸しできます
「自分の価値観と言われても、漠然としていて…」という方は、次の5つに分けて考えてみてください。そのまま結婚生活の土台になる、5つの領域です。
・お金の価値観…何にお金を使うと幸せか、貯めたい派か使いたい派か
・仕事の価値観…仕事を人生のどんな位置づけにしたいか
・家族の価値観…親との関わり方、子どもについての考え
・暮らしの価値観…休日の過ごし方、住みたい場所、生活のリズム
・人生観…これからの人生で、何をいちばん大事にしたいか
全部に完璧な答えを出す必要はありません。「ここはこだわりがある」「ここは正直、どちらでもいい」がわかるだけでも、大きな前進です。そしてこの5つは、のちのちお相手と深め合う会話のテーマにも、そのままなっていきます。
「自分を知る」は、あり方につながります
1-2でお伝えしたとおり、婚活で最初に決めるのは、相手の条件ではなく、自分がどうありたいかです。この章でやった棚卸しは、そのための材料集めです。
今のマイナスがわかる。作りたい暮らしがわかる。大事にしたい価値観がわかる。そうすると「そのために、私はどうありたいか」が見えてきます。あり方が決まると婚活の軸ができて、この先の歩みで迷うことが、ぐっと減っていきます。
自分を知る作業に、終わりはありません。婚活を進めながら、お相手と話しながら、何度でもこの章に戻ってきてください。2-2でお伝えした「自分を深掘る」も、この作業の続きです。
この章のまとめ
- 手段選びと「数」に飛びつく前に、自分を知ることから始めます
- 「私は今、何のマイナスを感じているか」を紙に書き出して言葉にします
- 「どんな人がいいか」ではなく「どんな暮らしを一緒に作りたいか」まで降ろします
- 価値観は、お金・仕事・家族・暮らし・人生観の5つで棚卸しできます
- 自分を知ると「どうありたいか」が見えて、婚活の軸ができます
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